毎年ゴールデンウィークに、菜の花公園で行われる、いいやま菜の花まつりの季節がやってきました。
北信州の春は、さくらと菜の花の開花が、ほぼ同時期にやってきます。
ここ菜の花公園では、毎年ゴールデンウィークの3日間、一面の菜の花畑とイベントが盛りだくさん。昨年に続き、北信の春を満喫しに来ました。
菜の花公園に来たら、是非見ていただきたいのが、「朧月夜(おぼろづきよ)」の歌碑です。
「朧月夜」は、豊田村(現在の中野市永江)出身の国文学者、高野辰之氏の歌詞で、この歌詞の原風景がこの公園を囲むそこここの里山にあります。
菜の花畠に♪ 入日薄れ♪
見渡す山の端♪ 霞ふかし♪
この辺りは、盆地の地形のため、朝夕は霞がかかることが少なくありません。
実際に宿泊されて、朝夕の北信を体験してみてください。
この歌詞の豊かな表現力にあらためて感動を覚えられると思います。
そんな飯山駅と菜の花公園の間に、スカイバスが走りました。
意外に景観に映えていて、フォトジェニックなバスです。
菜の花まつりのイベントで、おすすめは、「朧月夜音楽祭」です。
地元のコーラスグループをはじめ、長野市や中野市、東京などから、参加するグループが、喉を披露するのですが、
どのグループも必ず「朧月夜」を歌うのがお決まりです。
それぞれの朧月夜をのんびり聴くのも、なかなか風情があって楽しいです。
出店では、ならではのグルメが楽しめます。
菜の花入りのやきそばや、火口そば(ぼくちそば)、などなど。
道の駅 花の駅千曲川の向かい側と菜の花公園を結ぶ、「菜の花渡し舟」もあります。
楽しみ方いろいろのいいやま菜の花まつりです。
いいやま菜の花まつり公式HP:http://www.city.iiyama.nagano.jp/nanohana/
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